元自衛官が教えるオススメ防災グッズ3選

自衛隊

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2021年2月13日午後11時8分ごろ福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震がありました。

震度にすると6強

とても強い揺れだったと思います。

久しぶりの大きな地震で防災の意識が高まり

防災バッグを作成しようと思っている方も多いのではないでしょうか?

今回は元幹部自衛官がオススメする防災グッズを紹介します。

一般的に紹介されているアイテムではなく自衛官として勤務してきた中で

これは必要だ!と思うモノを選んでいます!

では見ていきましょう!

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耳 栓

耳栓は必須アイテムです。

私は絶対に持っていきます。

理 由

1 安眠することができる

2 1人の時間を作れる

3 外部の音をシャットダウンできる

精神状態が不安になると音に敏感になります。

しかも夜になると特に音に敏感になります。

体育館などの避難所で集団生活を余儀なくされたとき

一番気になるのはやはりプライベートの空間がないこと。

私も自衛隊に入って集団生活を始めた時、かなりストレスがありました。

訓練をすれば集団生活も慣れてきますが

一般の方がいきなり集団生活

しかも、知らない方々と過ごすと大きなストレスがかかります。

特に夜はいびきや騒音など普段と違う状況で眠れないこともしばしばあると思います。

眠れないと精神状態も不安定になり、ますます不安が募って負のスパイラルに陥ります。

耳栓一つあれば外部の音をシャットダウンし、安眠できる環境を作れます。

昼間であっても1人になりたい時に活躍します。

オススメは紐付きの耳栓

それぞれが独立している耳栓だと確実に無くします。

紐付きであれば2つの耳栓がつながっているので無くす確率を下げることができます。

また、ズボンなどに結べるので便利

自衛隊では脱落防止といってモノを落とさないように身体に結んでおく習慣があります。

素材はゴムよりスポンジの方が耳にフィットして私は好きです。

これは個人差があると思うので試してみるのが一番いいと思います。

私が使っているのはMOLDEXの耳栓紐付き。

色は違いますがこんな感じ。

(Amazonから引用)

Amazonでも楽天でも購入できます。

数百円ですので買っておいて損はない一品です。

楽天roomの方にコレ!してありますので興味のある方はどうぞ!

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赤ちゃんのお尻拭き

赤ちゃんのお尻拭きは重宝します。

普段の演習でも持っていきます。

演習に行くと1週間はお風呂に入れないので

赤ちゃんのお尻拭きで凌ぎます。

避難所での生活もお風呂に入れないことを想定するとバックに入れておくと安心でしょう。

赤ちゃんのお尻拭きは匂いが付いてないところがミソ

よくある制汗用シートだとメンソールやフレグランスな香りが入っており

毎日使っていると逆に匂いが気になります。

また、お尻拭きは肌触りがいいので毎日使っても気になりません。

1パックで大量に入っているところも嬉しいです。

その名の通り、お尻拭き(トイレットペーパー)の代わりにもなります。

ウェットなのでお尻にやさしい!

お尻は大事です。硬いトイレットペーパーで拭くと痛くなるので災害発生時の時こそ

軽減できるストレスは軽減したいですよね。

また、赤ちゃんのお尻拭きは基本的にウェットなので雨に対する耐性もあります。

トイレットペーパーだと雨で濡れてしまったら使えませんがお尻拭きであれば使用できます。

水に流せるウェットティッシュがあるとなおいいでしょう。

お風呂用のお尻拭き

トイレ用の水に流せるウェットティッシュ

この2つがあれば文句なしです。

赤ちゃんのお尻拭きは、ドラッグストアのプライベートブランドで量重視で選んでました。

水に流せるウェットティッシュはキャンドゥ(100均)のモノを愛用してました。

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ノートとペン

真っさらのノートとペンを入れておきましょう。

メモや日記はスマホで管理している方も多いと思います。

しかし、災害が発生したらスマホを動かす電気はどこから得るのでしょうか。

自衛官は最悪の場合を想定しますから、この場合は電気が使えない状況を想定しています。

もちろん防災バッグにはモバイルバッテリーが入っていると思いますが

果たして何日持つでしょうか。

ここぞ!と言うときにスマホは使用したいですよね。

ノートとペンを入れておけばメモも取れるし日記も書けます。

小さなメモ帳や消せるボールペンはオススメしません。

小さなメモ帳ではすぐ使い切ってしまうし、

消せるボールペンは水に濡れると消えてしまいます。

不安は不意に訪れます。

このとき思っていることを書き出すだけで

ストレスの発散になりますし不安をいくらか軽減できるでしょう。

日記にはストレス発散と不安軽減の効果があるので役に立つと思います。

また、見たこと感じたことを記憶が鮮明なうちに書き記しておくことで

後世に伝えることができます。

経験談はとても貴重な財産です。

オススメは特にありませんが、私はseria(100均)のA5サイズでページがたくさんあるシンプルなノートを愛用しています。

ペンは3色ボールペンがいいと思います。

色を変えて書くと気分転換にもなりますし、黒ボールペン1本よりも3倍使えますからね。

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まとめ

私がモノを準備するにあたって考えていることは

「1つのモノで何役こなせるか」

耳栓であれば、安眠の環境作りや1人になる時間を作るために

赤ちゃんのお尻拭きであればお風呂とトイレ

ノートとペンはスマホ代わり、メモ、日記

などです。

1つのモノで1つの役割ではどうしても物が多くなりがちです。

極力身軽に荷物を減らしたいですよね。

また、準備するだけではダメです。

実際に使ってみることが重要

自分にフィットしなくて逆にストレスになる可能性もあります。

ですから年に1回、防災デーを作って実際に使ってみることをオススメします。

特に耳栓は好き嫌いが分かれます。

私は色々試して今の耳栓に落ち着きました。

 

自衛官は雨に対して細心の準備をします。

「防水」

という観点を持っておくといいと思います。

災害と言っても地震だけではありません。

台風や大雨も考えられます。

濡れて困るものはジップロックで収納しておくことが必要でしょう。

また、寒さに対する

「防寒」

という観点も重要です。

暑さは意外とどうにかなりますが寒さは準備をしないと命に危険が及びます。

アルミシート1枚入れておくだけで安心です。

まとめると

1 1つのモノで何役こなせるか

2 実際に使用する

3 「防水」「防寒」の観点を持つ

いかがでしたか?

防災バックを作る際の参考になれば幸いです。

そなえあればうれいなし!!!

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