石川県の心霊スポットと検索すると
牛首トンネル、旧四十九院トンネル、ヤセの断崖など様々なスポットが出てきます。
しかし、それらを凌ぐ心霊スポットがあるのです。
それは、「野田山」
この野田山、山全体がお墓なんです。
標高180m、総面積は43haで兼六園の約4倍、東京ドームの9倍ある。
歴史は古く、1587年まで遡り前田利家公も眠っています。
また、戊辰戦争から太平洋戦争の戦没者
日露戦争のロシア人捕虜たちも葬られています。
噂によると、利家公の参勤交代の霊に出会えるという。
その時は必ず霧が出て、車のエンジンがかからなくなるらしい。
さらに、野田山は夜景スポットでもある。
夜中にカップルで車の中にいると女の霊がべったりと車内を覗き込んで「違う」と言って立ち去っていくらしい。
怖すぎる野田山
そんな野田山の前田家墓所は江戸時代の大名家の墓所の中で会津藩に次ぐ規模を持つ。
現在は国の史跡として登録されており、見学ができるようになっている。
今回は肝試しではなく、史跡を訪ねに行ってきた。
野田山は幹線道路に接して存在している。
比較的アクセスしやすい場所にあるが利家公の墓所に行ったことがある人は石川県民でも少数だと思う。
野田山墓地入り口
結界を張るように門が構えられている。
かなり交通量がある道路に面しているが木々に覆われ道路からはほとんどお墓を確認することはできない。
3つのブロックに分かれている。
ピンク色が前田家墓所
ほぼ野田山の頂上に位置しその面積も相当な規模だ!
お昼に行ったが、だれもいない。
鳥のさえずりだけが聞こえてくる。
なにかに誘われている感じがした。
地図を確認する上で番号を持つ観音様が目印
市内に近いがクマの目撃情報が多発しているので気を抜かないように。
それだけ自然が残っている証拠でもある。
前田家墓所までは360m。
この360mとてつもなく長く感じた。
登りがずっと続きます。
登っていくと右側に前田家墓所入り口と石標が立っていますがここは違うのでずっと登って行きます。
奥にはお墓らしきモノが見えますが、侵入者を拒むかのように植物たちが道を塞いでいました。
登りは続きます。
脇道もありますが一旦入ったらもう現世に戻ってこれなさそう。
本当に引き込まれていく感じがある。
近づいて参りました。この辺りからは前田家の家臣や重臣たちが眠っているところ。
天気予報に反して雲行きが悪くなって来ました。
絶対にゴミなんて捨てない!!!
やっとのことで前田家墓所入り口まで到着
ここまで来るのにめちゃくちゃ長く感じる。
ボス戦前のごとく急な階段が続きます。
とてつもなく長いです。
やっと着いた…
左側の階段を上がると利家公のお墓があります。
厳重に鍵がかけられています。
噂によると深夜に肝試しで来た子がふざけて利家公のお墓におしっこをかけたらしいです。
すると、後日その子は利家公のお墓の前で変わり果てた姿で土下座をして亡くなっていたそうです。
どこまで本当かわかりませんが噂が立つということは、そうゆうこうとなのでしょう…
お墓の形は墳丘でかなり珍しく規模も大きいです。
見学をしていたら雨が降って来ました。
「立ち去れ」と言わんばかりに降って来たので帰ることにしました。
怖いことに長い階段を降りると雨は止んだ。
ここは絶対に遊び半分で来るところではありません。
死者が眠る場所です。
静かに史跡見学へ行きましょう。
肝試し!NOゼッタイ!
この日を境にチワワのこんぶが玄関に吠えるようになりました。。。
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